ゼロ・ワンゲーム251 (ウエルネスダーツ 公式ゲーム)

ダーツの標準的ゲームです。
このゼロ・ワンゲームは、とても奥の深いダーツのスタンダードゲームです。
自分が投げて刺さった3本のダーツの得点を足して、持ち点から引き 算をします。
得点区分も同じです。シングルゾーンと2倍の得点になるダブルリング、3倍の得点になるトリプルリングがあり掛け算も必要になります。
カウントダウン110との違いはアレンジからフィニッシュがより難易度が上がることです。フィニッシュは偶数の数字を残してダブルリングまたは、ブルの内側、ダブルリングであるダブルブルで終了しないとなりません。
16点残りで8のダブルリング、30点残りでダブルブルというようにダブルリングでフィニッシュしないといけません。残り点が1点になるとダブルリングで上がれないのでバーストとなります。 奇数、たとえば7点が残っている場合、まず1点や3点、5点の得点をとり、残り点数を偶数にアレンジしなければなりません。
また、自分のフィニッシュしやすい持ち点を残すために、アレンジと呼ばれる持ち点調整を狙ったスローも必要になります。決して難しい計算ではありませんが、計算間違いが勝敗を決めることもあり頭を悩ます競技になっています。しかし、その分決めた時の爽快感は格別です。競技を楽しみながら、頭の体操、体の体操、精神の集中、勝負の駆引きの高揚感を体験できる競技です。

 

二人一組で対戦するダブルス、三人一組のトリオス、4人チームで対戦するガロン戦というバリエーションがあります。持ち点は251以外にも 501点、151点、101点などの設定も可能です。
チームを結成し4人ガロン1ゲーム、ダブルス2ゲーム、シングルス4ゲームの合計7ゲームを競う方法は、地域対抗、リーグ戦に利用できます。ライフスポーツとして長く続けられる方式です。

公式ゲーム方式 251(ゼロ・ワンゲーム)

競技規約

ミドルフォーブルで先攻・後攻を決めます。
●各競技者とも251点の持ち点があります。
●毎回の得点を持ち点から引き算し、先にちょうど0にしたプレイヤーの勝ちです。
●ゲームのスタートはダーツがボードのどこに刺さってもスタートできますが
(ストレートスタート)終了時には必ずダブルまたはダブルブルにダーツを投げ
入れ持ち点を0にして終了しなければなりません。(ダブルフィニッシュ)
●どちらかの競技者がダブルフィニッシュを決めて持ち点を0にした時点でゲームは終了します。
もし手元にダーツが残っていても投げてはいけません。
●得点が残り点よりも1点でも多くなった場合と残り点が1点になった場合はバースト
(オーバースコア)となり、それ以上その回のスローはできません。得点は無効です。
●またダブル以外のところで残り点を0にしてもバーストです。
●バーストをしたプレイヤーは次の順番時に、バーストする前のスコアでゲームを続け
ます。
●ダブルフィニッシュの例としては、30点を残してダブルブルでフィニッシュ、
20点を残して10のダブルでフィニッシュ、16点を残して8のダブルでフィニッシュ…
このように残り点を偶数にしなければダブルフィニッシュはできません。
●一般的な競技会でのリミット(制限ダーツ数)は12スロー(36ダーツ)です。
最初は制限を設けなくてもかまいません。
●双方がリミット内でダブルフィニッシュできなかった場合、ミドルフォーブルで勝敗を決め、37ダーツと記録します。

*持ち点を減らしたり残り点を偶数にすることは比較的簡単ですが、ダブルでフィニッシュすることはかなり難しいことです。
またアレンジと言われる上がりやすい数字を残していくことも重要な作戦です。狙ったダブルに高い確率でダーツを投げ入れるようになるまでには相当の練習が必要です。
それだけに、ダブルフィニッシュを決めた時の喜びには格別のものがあります。ここにダーツの大きな魅力があります。

 

 ウエルネスダーツではボード素材の都合上、区画の境界にダーツがささる場合があります。2区画、3区画、4区画の真ん中に矢の先端がささるケースです。この場合はロウワー・ロウエストルール適用となります。Lower Lowest 最も低い点数を採用します。練習ゲームや初心者指導ではHigher,HighestでもOKです。

 

251scoresheet